評価(アセスメント)とトレーニング
視覚機能検査に関する評価と対処
- 視力検査:どの程度物体を識別出来ているか、遠方視力近方視力の検査。
- 屈折検査:近視や遠視・乱視の有無を見つけ、矯正が必要かどうか検討。
- 調節機能検査:ピントの切り替えに問題がないかどうかの検査。(これに問題があると、板書をする時に困難を伴う場合があります。)
- 両眼視機能検査:両眼の視線が合っていて遠近感を感じることが出来るかどうか。(両眼のチームワークがとれているかどうか)
- 眼球運動検査:眼球がスムーズに動かせるか。(学習障害を持つ子どもは、眼球運動が円滑でない場合が多いというデータがあります。)
視覚認知の評価と対処
- 形態知覚:形の認識が正しく出来ているかどうか。
- 空間関係:空間の中での位置関係を正しく認識しているか
- 眼と運動機能の協調:視覚情報をアウトプットするにあたり、身体で上手に情報伝達ができるかどうか(自分の考えたことを、喋ったり、書いたり、身振り手振りで伝えられるかどうか)。
- 感覚統合:五感を上手に使うことができず、さまざまな困難におちいっていないか。
トレーニング
目や手を動かす運動は微細運動と言われています。微細運動のスキルアップには粗大運動である身体の大きな運動能力を伸ばす必要があります。
- トランポリン
- ラージボール
- キャッチボール
- 平均台
などに取り組んでみましょう。
原始反射の抑制がきちっと行われていないと高度な運動能力の獲得の妨げとなると言われています。原始反射抑制運動トレーニングはそのために行います。
ビジョントレーニング
目の運動能力を高めるビジョントレーニング
• 衝動性眼球運動のトレーニング
• 追従性眼球運動のトレーニング
• 目の内寄せ運動のトレーニング
目と体の動きの統合力を高めるトレーニング
• マースデンボールトレーニング
• キャッチボールトレーニング
• モグラたたきトレーニング
• バランスボードトレーニング
目と手の協調力を高めるトレーニング
• ビー玉転がしトレーニング
• キャッチボールトレーニング
• 紐とおしトレーニング
• 鉛筆削りトレーニング
• マナービーンズトレーニング
イメージ力を高めるトレーニング
• パズル、
• パソコンソフトの利用
ジョイビジョン横浜のトレーニング機器
視機能訓練
ツインレンズ
トラナグラフ
ブロックストリング
眼球運動訓練
大型モニターとパソコンソフトによる訓練
視覚認知
大型モニターとパソコンソフトによる訓練
無料トレーニングソフト
視知覚トレーニング 1 「目の運動」を用いた視知覚トレーニン 弘前大学で開発されたフリーソフト。
視知覚トレーニング 2「目の運動」を用いた視知覚トレーニン 弘前大学で開発されたフリーソフト。