視覚能力が弱いと
多くの読み書きや運動が苦手な子どもに、視覚機能の問題が見うけられます。
読むこと
音読をする際行を飛ばして読んでしまったり、同じ所を何回も読んだり、読んでいる場所が解らなくなったりする。
読むのに非常に時間がかかる。
読むときに大きく頭や体を動かす様子がみられる。
書くこと
書くことが苦手で漢字をなかなか覚えられない。また、書き間違いが多い。似たような漢字を間違えることがある。
文字を書くときノートのマスからはみ出したり、読めないくらい乱れた文字を書いたりすることがある(文字の形を整えることができない)。
黒板に書かれた文をノートなどに書き写すのにとても時間がかかる。
算数
線がまっすぐに引けなかったり、図形の問題が苦手で描くことが苦手な図形(菱形など、斜めの線がある図形)があったりする。
計算は出来るが文章題なると理解することが難しく答えが出せない。
筆算の計算で桁をそろえてノートに書き計算する事が難しく書いているいるうちに位がずれてしまうことがある。
運動
ボール運動が苦手で投げたボールをうまく受け取る事がむずかしい。
ダンスや体操などでお手本を真似をして体を動かすことが苦手である。
図工
見た物や人物、物の形などを描くことが苦手である。
はさみを使って直線や曲線を切ることが苦手である。
生活
机の中が整理されていないために探し物がうまく見つけられないことがある。
机の周りに自分の所持品が落ちている事がある。
食べ方が汚く食べこぼしが多い。
上履きや靴など生活の中で左右を間違えることがある。
近くを見るとき頭を斜めにして見ようとしたりしきりに目をこすったりする。
作業やひとの話を聞くなど集中することが苦手でたえず視線を動かしてしまう。
視機能チェックリスト↓